押し花アーティストとして活躍する石渡美彌子さん(川崎区大師駅前)が主宰する「押し花サロン シンフォニー」の作品展が今月15日から19日まで、川崎信用金庫本店1階ロビーで開催された。期間中、大勢の人が作品に見入る姿が見られた。
会場には額装された様々な押し花アートがずらり展示。石渡さんは、昨年末に亡くなった息子の俊之さんが病床の時に手がけ、自身の心の内を表現した「生きる〜希望の光を求めて」と題した作品を出品した。
石渡さんが指導した横浜市立矢向小学校の子ども達が作り上げた校章をデザインした作品も飾られたほか、日本や世界の童話の世界を押し花で作り上げたコラージュが展示され、ギャラリーの目を引いていた。
初めて作品展に訪れた幸区河原町の高山誠治さんは「花を押すだけのイメージだったが、アートな世界で奥深い。特に石渡さんの作品は日本画家の田中一村をほうふつさせるような感じだ」と語った。
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