幸区PTA協議会(本田芳孝会長)は、第12回「親子自転車交通安全教室」を6月29日、小倉小学校(幸区小倉)で開催し、親子連れ約240人が参加した。
この日は自転車普及協会会員が正しい自転車のルールについて講話を行い、ヘルメット装着の重要性を訴えた。自転車用ヘルメットの内側に使われている発泡スチロールと同じ素材でできた容器に生卵を入れ、高さ1・8メートルほどの位置から落下させる実験を実施。卵が割れなかったことに子どもたちは驚き、ヘルメットが衝撃を吸収して身を守ることを間近で学んだ。
クイズを通して交通ルールを学べる映像も上映され、子どもたちは問題を解きながら、交差点の曲がり方、トラックのミラーに発生する死角、事故が起きやすい状況やパターンを把握した。
同校3年生の上田光一朗君は「卵が割れなくて驚いた。クイズが楽しかった」と話した。母の宏枝さんは「13歳以下は歩道を走行していいなど、今日まで知らなかったルールもあり為になった。帰ったら子どもと復習したい」と語った。
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