幸区の市立南河原小学校(勝俣久美子校長)で8月29日、校内で栽培しているナシの収穫が行われた。
5年生70人が参加し、「これ大きいよ」「これは虫に食べられてるよ」など声を出しながらナシ狩りを楽しみ、74個を収穫した。
同校に植えられているのは川崎発祥といわれる長十郎と、幸水の2種類、6本。
子どもたちは4月以降、受粉、水やり、草取り、摘果、袋かけなどナシの世話を行ってきた。
佐藤公紀(なおき)君は「数も多くて、大きく育ったのでびっくりした。早く食べてみたい」と話した。
ナシの収穫は1984年、同校に果樹園が完成して以来行われている。
日常的なナシの木の世話は幸区河原町在住の河野(かわの)和子さんら4人のボランティアが、多摩区の太田農園に指導を受けながら行っている。
河野さんは「ナシひとつ育てるのにも大変な思いをして出来ているので味わって食べて欲しい」と語った。
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