幸区北加瀬の了源寺(永田行雄(ぎょうゆう)住職)は10月24日、毎年恒例の「御会式(おえしき)」を同寺境内で開催した。
御会式は、日蓮の命日である10月13日に合わせ、日本各地の日蓮宗の寺で行われる法要行事。同寺では毎年10月24日に行っている。
高津区、横浜市、東京都大田区にある日蓮宗の寺から12基の万灯が集結した。万灯が境内に入ると会場は幻想的な雰囲気に包まれ、参加者らは太鼓、鐘、笛といった太鼓囃子を響かせながら境内を練り歩いた。御会式は纏振りも見どころの一つ。法被を着た参加者らが纏を振る様子を写真に収めようと、会場にはスマートフォンやカメラを掲げる人が多く見られた。
先代住職によると、了源寺は境内が広く、複数の纏振りが同時に見られる珍しい会場なのだという。
幸区北加瀬から来た親子は「毎年来ている。幻想的で不思議な感じがしきれい」と話した。
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