川崎区殿町と大田区羽田空港付近を結ぶ羽田連絡道路の橋桁の架設工事が今月11日に再開した。昨年10月の台風19号の影響で多摩川河口部に大量の土砂が堆積し、水深が浅くなり作業船が通れず中断していた。
4月初旬まで土砂を撤去する工事が行われ、11日の工事は橋中央部の川崎市側の橋桁=写真手前=の架設が行われた。大田区側は昨年9月に完了しており、次の工程は5月に間の部分の橋桁の吊り上げによる架設が行われる予定だ。
同連絡道は川崎側の国道409号と多摩川対岸の大田区の環状8号線を結び、全長は約840m。このうち約590mが川崎市側となる。当初の計画では今年開催予定だった東京オリンピック・パラリンピックまでの開通を目指し、7月の完成予定だったが工期は大幅に遅れており、今年度内の完成を目指す。
総工費はこれまで271億円となっている。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|