臨港消防署(菅野浩一署長)は管内の小学生に向け、新型コロナウイルス感染拡大防止と放火防災を呼びかける「100秒合言葉」を制作した。合言葉を収録した音源は15日から、管内の8小学校で給食の時間に放送する予定。
合言葉は「コロナウイルス」「ほうかぼうし(放火防止)」の頭文字から始まる13カ条。「コロナウイルスの『コ』こんな時何より大切感染防止」、「放火防止の『ほ』放火されない環境を作ろう」など文言は菅野署長が制作した。菅野署長は「万が一消防関係者が感染してしまった場合、町を守れなくなってしまう。若い方は感染しても無自覚な場合もあるので、小学生の皆さんにも感染防止を呼びかけられたらと思い制作しました」と語る。
読み上げるのは、同署の出口弘さんと大類新太さん。音読のみとロック調のBGMが入った2種類がある。頭文字の部分を言うときは複数人で発声するなど、単調にならずに明るい雰囲気になるよう心がけた。
出口さんは「放送を通して、うがい手洗いをしっかりする意識を持ってもらえたら」と話す。
同署は防災フェアや、例年小学生向けに行っている庁舎見学が新型コロナの影響で中止になったことを受け、校内放送を使った啓発を企画したという。
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