川崎区浜町の高級弁当「みや川」は7月3日、川崎協同病院(川崎区桜本)に弁当の差し入れをした。
社長の宮川重(しげる)さん(69)の母親が昨年8月に亡くなったとき、同病院に世話になったとして、その恩返しと医療従事者への感謝の気持ちから弁当の寄付を申し出た。
若いスタッフが多いからとボリュームのある、えび天弁当と厚切りとんかつ弁当を各50個、計100個を届けた。当日朝6時からスタッフ3人と仕込んだという。
同病院の星野俊平事務次長は「今までなかったお申し出に驚くとともに嬉しかった。質のいい医療と介護で恩返しをしていきたい」と語った。
宮川さんは「コロナで大変な人はまだいる。ぜひ頑張っていただきたい」と病院関係者にエールを送った。
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