川崎区砂子に江戸切り子造りが体験できる教室「東海道GLASS」がオープンした。
旧東海道沿いの岩田屋第2ビル2階に教室を構える。同ビルを所有する岩澤克政さんは「生まれ育った川崎宿から多摩川へ向かう旧東海道の良さを多くの人に知ってもらいたいとの思いから開いた」と語る。岩澤さんは2018年にはクラフトビールが味わえる東海道BEER川崎宿工場も本町に開く。
岩澤さんが営む岩田屋は1894年にガラス屋として創業。2年前、ガラス作家で東京ガラス工芸研究所代表理事を務める大本研一郎さんと知り合い、教室を開くことになった。「東京ガラス工芸研究所の卒業展を見続け、その良さを知っていた。何かきっかけがあればコラボしたいと思っていた」と岩澤さん。
同研究所はかつて、中原区、川崎区、幸区に拠点を構えていたこともある。大本さんは「川崎で再び教えられることに縁を感じる。旧東海道で行う伝統工芸という組み合わせも粋」と語る。
築70年の建物をリノベーション。レトロな襖や障子も設置されるなど「純和風の味わいある雰囲気」と岩澤さん。教室は大本さんと教え子2人が指導。現状、木曜日と土、日に開き時間は1時間から1時間30分程度。開催当日に空きがあれば、通りすがりでも体験できる。問い合わせは、【電話】080・9391・9140。ホームページはhttps://www.tokaido.glass/index.html
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