川崎区内の2つのロータリークラブ(RC)が5月、こども食堂に支援金を寄付した。この取り組みは国際ロータリー第2590地区に所属する川崎・横浜市内の各クラブで行われている。
新川崎RC
新川崎ロータリークラブ(松木淳会長)は12日、幸区中幸町の「多世代のココ食堂」に10万円を寄付した。
同食堂は子どもに限らず、幅広い世代を対象としている。運営するNPO法人の木村満里子理事長は「コロナ禍で、大人でもこういう場を求めている方も増えている。継続して開いていくためにもご支援は本当にありがたい」と感謝を述べた。
松木会長は「自分も子どもが7人いる。親の立場からもこども食堂の状況が気にかかっていた。ぜひ活用いただければ」と話した。
川崎南RC
川崎南ロータリークラブ(百瀬徳一会長)は18日、川崎区桜本にある「桜本こども食堂」に、活動資金にと10万円を寄付した。
同食堂は現在、新型コロナの影響で食堂は中止し、3週間に1度弁当配布を行っている。利用者の9割は子どものいる家庭だが、高齢者、外国人の利用もあるという。
同食堂運営委員の鈴木健さんは「こども食堂は地域住民の協力、力で子どもたちを見守る活動。地域のRCが応援してくれるという気持ちが大変嬉しい」と語った。
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