幸区役所は6月下旬から7月初旬にかけて、幸高校(689人)と川崎総合科学高校(全日制688人、定時制81人)の生徒を対象に、ボランティア活動についてのアンケート調査を行った。学校を通して全生徒にアンケートのURLを送り回収をした。有効回答数は735。
ボランティアに興味があるかとの質問には「ある」「どちらかと言えばある」を合わせて54%。半数以上が興味があると答えたが、実際にボランティア経験があるのは32%にとどまった。
ボランティアについてのイメージを尋ねると「人助けや社会貢献」「地域活性化」「誰かのためになる行動」と言ったポジティブな意見が8割、「やった人に得はない(感謝はある)」「誰かにやらされること」といったネガティブな意見が2割だった。
経験したことのあるボランティアは美化・清掃活動系が92件と最も多く、地域の祭りなどへの参加が24件、子ども会の手伝いや子どもと一緒に遊ぶ、読み聞かせなどの子ども関連が22件と続いた。
幸区役所地域ケア推進課の担当者はこの結果を踏まえ、「高校生とのマッチングでボランティアの機会を増やしていき、地域愛を育てるきっかけになれば」と話した。
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