幸交通安全協会会長の中川潔さん(68)が交通栄誉章「緑十字金章」を受章した。1月18日、都内で行われた交通安全国民運動中央大会で表彰を受け、同日、幸警察署(長谷善明署長)に受章の報告をした。
同章は交通安全功労者に贈られる最高位で、警察庁長官と全日本交通安全協会会長の連名で表彰。全国で121人、神奈川県で5人が選ばれた。
中川さんは30代の頃に地域の人に交通指導員に誘われたことがきっかけで交通安全活動に関わっていった。受章にあたり「関係団体や警察の方の協力があっていただけたもの。人に言う分、自分にも厳しくありたい」と襟を正した。
幼少期から教育を
中川さんは「交通安全の啓発活動は地道にこつこつやるしかない」と話す。4月から努力義務化される自転車のヘルメット着用について、大人になってからの意識の変化は難しいとの見解を示し、幼少期からの教育が大事だと強調。地域や学校でしっかり教え、当たり前の循環を作っていく必要があると語った。
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