神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2024年4月19日 エリアトップへ

幸区 かこさんのプレート披露 ゆかりの公園で活動紹介

社会

公開:2024年4月19日

  • X
  • LINE
  • hatena
公園に設置されたかこさんのプレート
公園に設置されたかこさんのプレート

 「だるまちゃん」シリーズなどで知られ、2018年に92歳で亡くなった絵本作家・かこさとしさんの功績と幸区とのつながりを紹介するプレートが4月10日、幸区の古市場第2公園でお披露目された。保育園児や地域住民ら60人が参加し紙芝居を聞いたり、絵本を読んだり楽しんだ。

 かこさんは、26歳頃に幸区古市場に移住し、開設間もない頃の公園で地域の子どもたちに自作した紙芝居の読み聞かせをするなど、社会福祉活動(セツルメント活動)に熱心に取り組んだ。この活動が創作の原点となったといわれいる。

 幸区は、かこさんの活動を広く知ってもらおうと、公園での活動を紹介するプレートを設置。縦60cm、横90cmの大きさで、公園がその形状から「三角ひろば」の愛称で親しまれていることをはじめ、紙芝居を披露している様子の写真や、「からすのパンやさん」「だるまちゃんとてんぐちゃん」など代表作のキャラクターも紹介している。

 お披露目式では、地域で読み聞かせをしている「まめっこサロン」が、かこさんの紙芝居を披露し、保育園児たちが楽しんでいた。

 幸区の赤坂慎一区長は「かこさんがこの公園で活動していたことは意外と知られていない。その功績を広く発信していければ」と期待した。また、古市場で育ちセツルメント活動で交流のあった吉田勤さん(78)は、「子ども会で七夕やクリスマスなど季節の行事を手作りで行った。話しやすく兄貴のように慕っていた。プレートが設置されてうれしい」と話していた。

川崎区・幸区版のトップニュース最新6

「支援の輪」次の段階へ

こども食堂

「支援の輪」次の段階へ

寄付増加、物流に課題

5月17日

「第4期」の5年で半減

川崎市

「第4期」の5年で半減

ホームレスの支援計画

5月17日

25年12月に完成予定

(仮称)川崎市民館・労働会館

25年12月に完成予定

26年2月の供用開始めざす

5月10日

川崎の業者が「助っ人」

多死社会

川崎の業者が「助っ人」

都会の遺体安置場所不足

5月10日

女性議員16人が連携

川崎市議会

女性議員16人が連携

課題共有し、政策提案へ

5月3日

「想定超」の4万7000人

川崎市健康アプリ

「想定超」の4万7000人

企業活動、口コミで拡大

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月21日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook