東日本大震災 動物たちの命を救え 夢見ヶ崎動物公園が救援物資
幸区南加瀬の夢見ヶ崎動物公園(柾一成園長)は先月23日、東日本大震災で被災した動物園の動物たちを救うため救援物資を送った。
社団法人日本動物園水族館協会(山本茂行会長)からの要請を受けた同園が、冷凍アジや鶏頭など動物の飼料や軍手、マスクなど被災した動物園で不足している物資を約500キログラム分を用意。茨城県日立市のかみね動物園や宮城県仙台市の八木山動物公園などに送った。
柾園長は「いつ私たちも同じ状況になるかわからない。みんなで力を合わせて生きている動物たちを守りたい。今後も支援を続けていく」と話した。
救援物資はトラックに積み込まれ、その日のうちに被災した動物園などに届けられた。
同協会には全国で156施設が加盟。このうち14施設が地震や津波の被害を受け、多くの動物や魚が死んでしまったという。現在は一部の動物園や水族館で営業が再開されたが飼料などが不足している状況が続いている。
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4月26日
4月19日