焼肉で母子コミュニケーション 「食道園」が母子寡婦家庭無料招待
50人が招待された
「母の日」にちなみ、川崎区で店を構える焼肉店が、母子寡婦家庭を招待し、焼肉をふるまう催しを今月８日に行った。
川崎区小川町の「食道園」を運営する岩本開発（株）（岩本照台社長）では子どもの育成に母親の愛情が大切だとの考えの下、約30年前から毎年母の日に母子・寡婦家庭を無料招待している。
この日は川崎区中央第二地区民生委員児童委員協議会（山田義孝会長）と同協議会から連絡を受けた川崎地区母子寡婦福祉会「むつみ会」に所属する親子ら50人が参加。カルビ、ロース、豚バラなどを堪能した。
山田会長は「東日本大震災の影響で自粛ムードが漂っている。こうした中で招待していただき、ありがたい」と語った。むつみ会関係者も「毎年心待ちにしている。会員たちは外で食事をする機会も少ないのでありがたい。会のコミュニケーションを図る場ともなっており、感謝したい」と喜んでいた。
焼肉を堪能する会員
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