祭り通し神仏習合 了源寺で神輿練り行われる
拍子木を打つ永田住職に合わせ三本締めを行った昭睦會メンバー
了源寺（幸区北加瀬１―１３―１）境内に、今月６日、熊野神社（幸区北加瀬１―13―２）の例大祭に参加していた地元神輿会の昭睦會の神輿が入ってきた。
神輿が同寺の山門をくぐるようになったのは、神輿会のメンバーが同寺の万灯青年会にも参加していることがきっかけ。３年前から行われている。
境内では担ぎ手たちが「エイサー」の勇ましい掛け声とともに本堂の前を神輿練りを行い、最後は同寺住職と神輿会メンバーが三本締めで終えた。
参加をしていた野口耕一さん（64）は「神輿がお寺の敷地に入ることで、檀家だけでなく地域の交流の場となった。祭りを通して絆を深めていきたい」と意気込みをみせた。了源寺の永田光徳住職は「今は神仏習合の時代。地域の交流の場となるように開放をした。地域の活性化につながるのであれば大歓迎」と話した。
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