どの社史を評価? 6月13日まで県立川崎図書館でグランプリ
川崎区富士見の県立川崎図書館で「みんなで選ぶ社史グランプリ」と題した投票イベントが5月11日から始まった。
大阪府立中之島図書館との共催。両図書館には多くの社史があり、県立川崎図書館には約1万6千冊の社史を所蔵する。
社史は産業史を知る手がかりとなる資料として注目されている。近年は、写真やイラストなど視覚的にも楽しめるものが増えており、グランプリを通じて多くの人に社史をめくってもらいたいとしている。
グランプリは2010年以降に刊行されたアサヒビール、帝国ホテル、江ノ電、内田洋行、松坂屋、無印良品など、図書館が特色的と判断して選んだ27社の社史を【美味しさを求めて】【線路は続くよ】【ぴったり百年史】【暮らしを支える】【文化を伝えて】の5部門にわけてノミネートし、来館者に評価してもらう。
ノミネートされた社史は図書館内で開館時間中、閲覧できる。投票は6月13日まで実施され、同月16日に結果が発表される。あわせて両図書館の投票総数が発表され、どちらの図書館が勝つかが決まる。
グランプリ期間中、味の素、日清食品、内田洋行(6月15日から)の社史や商品が並べられる展示コーナーが開設されるほか、関連講演会(▽6月16日(土)、テーマ=社史千夜一夜物語▽6月23日(土)テーマ『日本水産百年史』ができるまで▽7月6日(金)テーマ『内田洋行百年史』ができるまで)が開かれる。
詳細については、県立川崎図書館(【電話】044・233・4537)まで。
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5月3日
4月26日