殿町小でノリすき体験 ４年生１０３人が参加
型にノリを流し込む児童
殿町小学校（榊山英昭校長）で13日、「ノリすき」の体験授業があった。毎年この時期に行われ、すでに28年目となる同授業。４年生１０３人が参加し、３００枚以上を仕上げた。
当日は第１回目から参加している石渡美由喜さん（72）や、ノリ養殖を生業としたこともある片倉正勝さん（73）らが指導。児童は「作業は楽しい。ノリ職人になりたい」と声を弾ませていた。
同小のある大師地区は、昭和中期にノリ養殖で栄えた地域。同小には、当時養殖に使われていた道具を保管した「海苔資料室」があり、今回の授業でも資料室内の道具が使用された。
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