講演や公開討論 人権フォーラム 19日 市第４庁舎で
阿部浩己神奈川大教授
川崎市は人権保障の現状と課題について、基調講演やパネルディスカションを通じて理解を深める「かわさき人権フォーラム」を２月19日、川崎市役所第４庁舎（旧いさご会館）で開催する。
基調講演では、かわさき人権施策推進協議会会長を務める阿部浩己神奈川大学教授が登壇。「国際人権保障と自治体の役割」をテーマに自治体が人権保障に取り組むことの必要性などについて講演する。
第２部のパネルディスカッションは外国人、女性、障害者など様々な分野で活動する人たちが現場で感じる人権課題について意見を述べ、今後の取り組みについて話し合いを行う。パネリストは、社会福祉法人青丘社理事長の裵重度（ペェ・チュンド）氏、特定非営利活動法人かながわ女のスペースみずら理事の阿部裕子氏、財団法人川崎市身体障害者協会会長でかわさき人権施策推進協議会副会長の中込義昌氏。
川崎市は「外国人や女性、障害者など、それぞれの課題と共通の課題を知り、国際的な人権保障の動きを参考にしてどうしたらよいのか、ともに考える良い機会にしていただきたい」と話し、参加を呼びかける。
午後６時30分から８時30分。開場は午後６時から。入場無料で定員は先着２００人。申し込みは不要だが、手話通訳、要約筆記が必要な人は２月５日までにファックスで。
問い合わせ、申し込み先は川崎市 市民・こども局 人権・男女共同参画室（【電話】０４４・２００・２３１６【FAX】０４４・２００・３９１４）。
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