「チリン」と夏の風物詩 川崎大師で風鈴市
本格的な夏の到来を告げる川崎大師の風鈴市が今年も開催され、17日から21日までの5日間、会場は多くの来場者でにぎわった。
陶器や竹炭、まりなどでできた一風変わったものや、パンダやヒヨコなどの動物、きゅうりやトマトなどの野菜をかたどったものなど、全国から約900種類、3万個の風鈴が集った。その土地ならではの伝承的な風情ある風鈴もあり、わずかにそよぐ風と30度を超える熱気に揺らめいて「チリンチリン」と涼しげな音色を奏で、来場者の目と耳を楽しませていた。
10年以上、同風鈴市に「創作ガラスふうりん」を出展している「東京ガラス工芸研究所」(幸区塚越3の146の1)では、富士山をモチーフにした風鈴が人気で、早々に売り切れてしまったという。担当者は、「世界遺産に登録された影響もあるかもしれない」と、話していた。
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5月3日
4月26日