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川崎区・幸区版 公開:2013年10月11日 エリアトップへ

かわさき音楽人 日常の「リアル」歌い上げる tamamiさん

文化

公開:2013年10月11日

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 川崎区内出身、在住のシンガー・ソングライター。語りかけるような歌声でポップソングを歌いあげる。地元川崎や東京を中心に活動。川信本店横の「いさご街角ミュージック」には毎月のように参加している。

 こだわりは実話をもとにしているという歌詞。「嬉しいことや悲しいことがあって、それを受け入れられたときに自然と歌詞が生まれる」と創作の裏側を語る。「何年先までも聞く人の心に届くような、リアルな音楽を作っていきたい」

 幼少から歌が大好きだった。テレビで気になった歌、両親が好きだったカーペンターズやCHAGE&ASKAの楽曲など、なんでも口ずさんでいた。18歳からモデルやタレントとして活躍していたが、作詞や歌唱でより自分の内面を表現できる歌手を20歳の頃から志した。

 「スタートが遅い分、人の10倍努力しないと」と、どんなに忙しくても毎日の歌唱トレーニングを欠かすことがない。「好きな言葉は『継続は力なり』。努力ならだれにも負けない自信があります」と胸を張る。

 その根性は川崎競輪場所属の競輪選手だった祖父譲りだ。「新潟での試合に負けた日、悔しくて自転車をこいで川崎まで帰ってきたことがある人。おじいちゃんの生き様にはいつも背中を押されます」。川崎競輪場の選手入場曲「My Soul」も手掛けている。

――走り続ける意味 本当の勝利知るため

 競輪場を駆けた祖父のリアルを歌詞に込めた。

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