地域貢献で受賞 県立川崎高校ボランティア部
お揃いのパーカーを纏った部員
県立川崎高校のボランティア部が先月、内閣府特命担当大臣賞を受賞した。
全国では11団体、個人２人に贈られた賞だ。同部は日ごろの活動に加え、昨年６月から川崎警察署の委嘱を受け、地域の行事やイベント等の手伝いをするなど、積極的に活動。その姿勢や取り組みが評価された。
今年７月に自治会館や小学校で開催された行事では、「日常生活のルール」というテーマで紙芝居を披露。寸劇を交えるなどして、子ども達にわかりやすく伝わるよう工夫を凝らした。また、地域の福祉施設の人や小学生らとの月に１度の交流の場でも活動。英会話教室や理科実験教室に一緒に加わって参加者と英語で名前を呼び合ったり、実験を手伝ったりしている。
部長の直井彩香さん（２年）は、「部員の皆が熱心だから受賞できたと思う。先輩後輩関係なく意見を言い合える自由な雰囲気の中で、皆がアイデアを出し合っています」と話していた。
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