市立川崎高校サッカー部(顧問・小坂仁教諭)が8月18日と20日、学校近くのグラウンドで小学生を招いた練習会を実施した。当日は区内の少年サッカーチーム所属の小学6年生約80人とともに、基礎技術の練習や練習試合を行った。
練習会は、区内のサッカー少年に「地元高校のサッカー部」に親しんでもらおうと2年前に小坂教諭が企画。定期的に開催を続け、今回で3回目を数える。参加する生徒や児童のほか、小学生の保護者からも「高校のサッカー部との交流を図れるいい機会」と好評を博してきた。
今回の目玉は高校生対小学生のミニゲーム。「小学生チームが一点取れば勝ち」などのハンディキャップを設け、お互いに本気で勝ちを目指す「ガチンコ勝負」にこだわった。
「本気でやることで、高校生も小学生も得るものがあるはず」と小坂教諭。その狙い通り、東門前ファイターズに所属する相原修人君(11)は「高校生は体の入れ方が上手かった。練習して真似したい」、市立川崎高校のゲームキャプテン・大里昌也さん(17)は「小学生にはひたむきにゴールを狙う姿勢があった。見習いたい」と、互いに刺激を受けていた。
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