働く者の生活を守る取組や住みよいまちづくりに向けた政策活動などを展開、188組合、7万9千人で構成される「川崎地域連合」。3期6年議長を務め、このほど退任した安部輝実氏が議長生活を振り返った。
まずは6年間を一言で総括すると「選挙活動が多かった」と安部氏。任期中、国・地方合わせて6回の選挙戦を行ったという。中でも就任1年目の民主党への政権交代や、09年の川崎市長選を思い出深い選挙に挙げた。
また、2010年、メーデーのデモ行進の復活は活動の成果だとも強調した。
掲げたモットーはコミュニケーションを積極的に図ること。そのかいもあって様々な取組を一体感を持って行うことができたという。
一方で組合の役員のなり手がいないことに頭を悩ませていたとも語った。「(様々な要求は)大きな声を上げても一人じゃ何もできない。団結することでできなかったことができるようになる」と、改めて連合の意義を強調した。
現在の日本社会について安部氏は、所得格差が広がっている感があると指摘。今後は綱島和彦新議長の指導のもと、引き続き安心社会の構築のために邁進して欲しいと述べた。そして「川崎の団結力、行動力はナンバー1。綱島議長がリーダーシップを発揮して引っ張っていけば発展していくであろう」とエールを送った。
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