神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2015年12月11日 エリアトップへ

川崎海上保安署 気分は船長 中学生が職場体験

公開:2015年12月11日

  • LINE
  • hatena
船内の説明を受けながら巡視艇を操縦する生徒(右)
船内の説明を受けながら巡視艇を操縦する生徒(右)

 川崎海上保安署は3日、田島中学2年生の生徒に対して職場体験学習を実施した。参加したのは、佐久本健吾さん、池崎星矢さん、鈴木伊織さん、臼倉良さん。 4人は同署の仕事について映像を観て学んだ後、同署巡視船艇基地内から川崎港へ巡視艇に乗って出航。署員から説明を受けながら交代で操縦桿を握り、つかの間の船長気分を味わった。当日は雨で視界が悪く「前から来る船に注意して。船は車と違ってすぐに曲がることができないから、近づかないように意識することが大切」と、署員からアドバイスを受けると、生徒達は皆一様に緊張した面持ちで慎重に操縦していた。

 佐久本さんは「自分も揺れているから、操縦桿を動かすのが難しかった」、臼倉さんは「思い切って舵を切ると、思った以上に角度が傾いたので緊張した」と感想を話した。

 航海では、巡視艇から工場の排水溝から排出される水を採水してボトルに詰める作業も行い、同署に持ち帰って異常がないかどうかを調べる水質分析も実施。そのほか、分析や鑑識といった刑事業務、警備業務、心肺蘇生法による救難業務も体験した。

 池崎さんは「体力に自信があるので、生かせる仕事がしたいと思って職場体験にきた」と言い、鈴木さんは「将来は保安署や消防署など、人を守る仕事がしたい」と話していた。

 同署での中学生に対する職場体験の実施は、今年で7校目。同署担当者は「川崎の海と保安署の仕事について若いうちから知り、理解を深めてもらいたい」と実施理由を話した。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

飛鳥時代の倉庫復元

橘樹官衙(たちばなかんが)遺跡群

飛鳥時代の倉庫復元

「歴史公園」5月18日オープン

5月3日

京急が記念ヘッドマーク

京急が記念ヘッドマーク

川崎大師大開帳奉修記念で

5月3日

一般開放9日から

生田緑地ばら苑

一般開放9日から

3300株が咲き誇る

5月3日

「風船爆弾」めぐる対談

参加者募集

「風船爆弾」めぐる対談

明大登戸研究所資料館で

5月3日

高校生日本一を報告

空手

高校生日本一を報告

冨山選手が市長表敬

5月3日

ハングル入門講座

ハングル入門講座

 5月20日から 市ふれあい館で

5月3日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年5月3日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook