不要になった放置自転車をベトナムの子どもたちに寄贈しようと市民団体「日本ベトナム友好協会川崎支部」(宮原春夫支部長)は今月5日、塩浜にある自転車保管所で解体作業などを行った。
取り組みは03年から続けられ今回で28回目となった。当初は1万台の寄贈を目指していたが、13年に目標を達成。現地から熱いラブコールもあり、2万台の寄贈へと上方修正し、活動を継続している。
作業には同協会のメンバーのほか、取り組みに賛同するNECフィールディングシステムテクノロジーの社員や川崎中央ロータリークラブの会員ら72人が参加。引き取り期限の過ぎた自転車325台を清掃したり、川崎港から運ぶためサドルを外し、ハンドルをまげるといった解体作業に汗を流した。同協会によると、寄贈した自転車の数は今回で計1万1628台となった。
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