市立殿町小学校(榊山英昭校長)は12月15日、同小に通う4年生107人を対象に海苔づくり体験を実施した。
かつて殿町でノリ養殖が行われていたことにちなみ、児童らの郷土愛を育もうと1984年から続いている。ノリの加工経験のある石渡美華さんら8人が指導し、40人の保護者が手伝った。 児童はノリを包丁で切り刻む作業と簾づけと呼ばれる刻んだ海苔を枠の中に流し、簾に付ける作業を体験した。簾づけした海苔は明日まで乾かし、児童らで試食する。
体験した4年生の宮谷内麻衣さんは「昔はノリがたくさん取れたことを知らなかった。刻んだノリを枠の中に均等に流し込むのが難しかった。食べるのが楽しみ」と感想を述べた。
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