トランプ米大統領の移民入国拒否の大統領令が波紋を広げる中、川崎市ふれあい館(原千代子館長)は「国境を超える」と題した学習会を2月17日(金)から桜本の同館で開く。「身近にいる外国人住民の歴史や国境を超えてくるようになった社会的背景などについて学び、これからの多文化時代の日本を考えるきっかけにしてもらえれば」と同館は参加を呼び掛ける。
学習会は3月4日(土)までの全4回。第1回は「日本における国境を越えた人々の歴史…日系ブラジル人の事例から考える」をテーマにABCジャパンスタッフで一橋大学大学院に在学する藤波海さんが講演。第2回は2月24日(金)で「ニューカマー韓国人女性に見える”日本”」について大阪経済法科大学アジア太平洋センター客員研究員の柳蓮淑さんが語る。第3回は2月25日(土)で「フィリピン人1・5世と日本」と題して人民新聞記者・編集者のラボルテ雅樹さんが登壇。最終回は、地域の外国につながる子どもの現場に携わる学習サポート・かわさきコーディネーターの多賀重久さんと県立横浜翠嵐高校定時制の教師・笹尾裕一さんが実践活動を報告する。開催時間は第1、2回が午後7時から9時、第3、4回が午後5時から7時。参加費は無料。問い合わせは、同館(【電話】044・276・4800)。
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