川崎消防団(工藤宏団長)は2月16日、川崎消防署で、消防団の広報活動に尽力した功績を称え、プロレスラーの蝶野正洋さんに感謝状を贈呈した。
蝶野さんは同じプロレスラーの橋本真也さんの病死、三沢光晴さんのリング上での事故死を受けて、救急救命の啓発などを行う一般社団法人ニューワールドアワーズスポーツ救命協会を設立。代表理事を務めており、災害時に地域で活躍する消防団の活動を応援している。中でも、過去に高津区と多摩区に住んでいたことから、川崎の消防団の広報に尽力している。
今回の表彰は、昨年5月21日と12月3日に丸井川崎店で行われた、同消防団の日頃の活動をPRするイベントに参加。災害時に地域を守る消防団の役割や消防団への加入促進など積極的に広報したことが称えられた。
工藤団長は「(蝶野さんには)イベントに来場した子どもから高齢者までの多くの人に、消防団の活躍する姿や活動の尊さを説明してもらった。今後も消防団の活動にご協力をお願いしたい」と敬意を表した。
蝶野さんは「川崎のような大都市に住む人ほど、(消防団員のような)地域に住む人々が災害時に地域を守っているということを知らない人がまだまだ多い」と指摘。「消防団員を見かけたら『いつもご苦労様です』と言ってもらえるようになるまで広報していきたい」と抱負を語った。
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