地域奉仕団体の川崎ロータリークラブ(=RC・野中茂会長)は5月27日、川崎駅東口周辺の落書き消しを行った。
同クラブは駅周辺の風紀を正そうと4年前に活動を開始。当初は落書きを消した先からまた落書きされる、いたちごっこが続いたが、最近は落書きの数も大分減ったという。年2回行っていた落書き消しも現在は年1回になった。
6回目となる今回は川崎区内の中学生80人、地元企業の社員、フィンランドからの留学生、周辺町内会、市役所関係者、川崎区役所関係者、川崎警察関係者など、約150人が参加。約20のチームに分かれ、「あさお落書き消し隊」の指導を受けながら、駅周辺の公共物に書かれた落書き消しに汗を流した。
中学生グループでは自分たちが消してきれいになっていくのを見て、積極的に作業する様子が見られた。
「初めて参加したけど達成感がある。落書きするなんてありえない。機会があればまた参加したいし、後輩にも続けてもらいたい」との声がきかれた。
野中会長は「落書きを消す事も大事ですが、いつも見られているんだ、というメッセージを送りたい。子供たちの社会貢献活動・教育の一環ではありますが、一生懸命に落書きを消している姿を見ると感動しますね。色々な方が声を掛けて下さり、参加者も増えてきている。落書きが減るという成果も出ているので、今後も活動の幅を広げていき、RCの認知度も上げたい。」と抱負を語った。
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