「いろはうた」を解説する叶さんと耳を傾けるギャラリー
川崎区砂子を拠点に、世界的に活躍する書家の叶春華さんの書画展と叶さんが主宰する「華心会」書展が今月２日から６日まで、川崎区駅前本町のアートガーデンかわさきで開催された。
叶さんは、様々な墨の濃淡や多彩な線と空間美で独自の世界を表現する気鋭の書家。近年は、韓国、ドバイをはじめ、海外を舞台に活動を展開。一昨年にはドイツ・ベルン教会に作品が収蔵されるなど、世界的に名声を得ている。
今回は叶さんが６枚の半切に様々な字体やくずしの技術を使って書き上げた「いろはうた」をはじめ、水墨画や漢詩といった作品を展示。会場の両サイドには、華心会会員たちによる臨書なども並べられ、会場に足を運んだギャラリーは熱心に見入っていた。
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