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川崎区・幸区版 公開:2018年8月17日 エリアトップへ

消防救助技術磨き全国へ 地域から4人出場

社会

公開:2018年8月17日

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全国大会に向け意欲を見せる隊員(右から城さん、宮本さん、深野さん、丸山さん)
全国大会に向け意欲を見せる隊員(右から城さん、宮本さん、深野さん、丸山さん)

 水難救助の技術を競い合う「第47回全国消防救助技術大会」が今月24日、京都府で開催される。川崎市消防局からは8人が出場し、そのうち幸、川崎、臨港消防署から4人の隊員が出場する。

 幸消防署の宮本直也さん(35)、城敬(じょうたかし)さん(31)と川崎消防署の深野裕輔さん(25)は「水中検索救助」に出場。同種目は4人1組で、2人が水面と水中から交互に溺れている人(訓練人形)を探し、発見後、他の2人が救出地点まで交互に運んで泳ぎ、救助する。

 臨港消防署の丸山悟さん(24)は「溺者救助」に出場する。同種目は3人1組で救助者、及び補助者が小型救命浮環に救助ロープを結び、浮環を要救助者の位置まで泳いで運び、要救助者をつかまらせ、救助ロープをけん引して救助する。

 宮本さんはスタート地点から20メートル先の要救助者(溺者)を救助する「溺者搬送」にも出場する。

 4人は大会に向け川崎区南渡田町の、JFEスチール渡田プールで練習に取り組む。

 城さんは「絶対勝つ」と力強く意気込み、宮本さんは「全く違う2種目で、練習時間だけでは練習が足りず、プライベートの時間も使っている。昨年は溺者搬送では0・1秒差で2位だったので今年は優勝したい」と抱負を語った。

水難事故に気を付けて

 市消防局によれば今年は8月8日までの水難事故による出場件数が32件で、例年に比べ多くなっている。多摩川でのバーベキュー中に不幸な事故も起きている。

 隊員たちは口々に「夏場のバーベキューの時など、一人で不用意に川に入ったりしないでほしい」、「台風などで川が増水しているときは、興味本位で近づくのはやめ、事故は未然に防いでほしい」と注意を呼びかける。

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