皆様には、明るく希望に満ちた新年を健やかにお迎えのことと、お喜び申し上げます。
昨年の世相を表す漢字に「災」が選ばれました。振り返れば、1月の大雪に始まり、大阪府北部の地震、西日本の集中豪雨、記録的な猛暑や北海道の地震など、各地で大きな被害をもたらしました。
いつ、どこで発生するかわからない災害に対し、幸区では、安全で安心に暮らせるまちづくりに重点を置き、実践的な避難訓練など地域防災力の向上に取り組んでいます。災害時には一人一人が自らの身を守る「自助」と、地域でお互いを助け合う「共助(互助)」が重要となりますが、私は、区民の皆様の地域でのつながりや支え合いをとても感じており、これは防災に限らず、幸区の大きな財産であると思っています。
昨年、夢見ヶ崎動物公園を中心に地域の方々とつながる場として「ゆめみらい交流会」を開催しました。この交流会では、動物公園サポーター、動物公園周辺で活動する団体や企業等にもご参加いただき、新たなつながりとともに、賑わいの創出に向けた熱い意見が交わされました。こうした地域愛にあふれる皆様の貴重なご意見を区の取り組みに反映させるなど、次の世代に誇れる、魅力あるまちづくりを進めてまいりたいと考えています。
幸区は、若い世代を中心に人口の増加が続いています。新たに区民となった方も、これまで暮らしてきた方も、誰もが地域のつながりや支え合いを大切にし、地域への愛情や誇りを持ち続け、安らぎと幸せを実感できるようなまちをこれからも目指してまいりますので、引き続き、皆様のお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
本年が皆様にとって「幸」な1年となりますよう、ご健勝とご多幸を祈念いたしまして、新年のご挨拶とさせていただきます。
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