川崎北部と南部の2チームに分かれ、それぞれのまちの魅力をプレゼン形式で競い合うイベント「川崎シビックパワーバトル2018」が2日、アトレ川崎4階コモレビテラスで開催された。
今大会は、川崎市民に地元への愛着と誇り(シビックプライド)を持ってもらおうと、市の活性化を目的とする市民団体のオープン川崎(小俣博司代表)が主催した。
会場には北部チームと南部チームの陣地として2つのこたつが用意され、アットホームな雰囲気の中でイベントが開始。各チームそれぞれ3人ずつ、計6人が1人5分間のプレゼンを行った。
北部チームが設定したテーマは「働く」。北部にはIT関係者が多く在住しているデータを駆使して、新たな働き方を提案したり、医療福祉の充実からリタイア後充実した生活ができる長所を推し出した。
南部チームは「住む」ことに焦点を当て、南部出身者の永住率の高さや、商業施設の充実による娯楽の多さなど、データを活用しながら、生涯に渡り暮らしやすいまちであることをアピールした。
プレゼン終了後は来場者たちの投票を実施し、北部チームが勝利した。
シビックパワーアライアンス実行委員長の河尻和佳子氏は「川崎は他都市に比べ、データの掘り下げ方が面白い。北部と南部の良さを掛け合せたらいいのでは」と語った。
シビックパワーバトルは、誰でも自由に入手可能な「オープンデータ」を使い、地域の魅力をプレゼンし合う対抗戦。今回のイベントは2018年度の「川崎市都市ブランド推進事業」に選定されている。
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