日本ボクシングコミッション(JBC)のバンタム級王座統一戦で、川崎市出身の選手同士が拳を交える。対戦するのは暫定王者の木村隼人選手(川崎区出身/29歳)と正規王者の齊藤裕太選手(中原区出身/31歳)。
齊藤選手は昨年9月のタイトルマッチで勝利しチャンピオンベルトを奪取。しかし直後に潰瘍性大腸炎を患い、初防衛戦を行えなかったため、JBCのルールに基づき暫定王座となった木村選手との統一戦が実現した。
4月18日の大一番を前に、両選手は2月27日に市役所を訪れ福田紀彦市長を表敬。互いに顔を合わせると、木村選手は「気まずい」と苦笑いをみせ、齊藤選手も「変な感じですね」と応答。間に挟まれた格好の福田市長は「両者が川崎市出身だけに応援するのも複雑。挑発しあうことなくホッとしている」と仲を取り持った。
木村選手は新町小、京町中を卒業後、海外に渡りタイや韓国でプロとして活躍。ワタナベボクシングジム所属でスピードとフットワークが持ち味。
齊藤選手は大谷戸小、西中原中、日出高(東京)卒で、花形ボクシングジムに所属。右ストレートなどパンチ力を武器にタフなインファイトが得意。
試合は4月18日(木)、後楽園ホール。木村選手は「統一戦を突破し、さらに上をめざしたい」と意気込む。齊藤選手は「強い相手だがKOで勝つ。中原区の名も広めたい」と宣言。戦績は木村選手が28勝(19KO)10敗、齊藤選手が11勝(8KO)9敗3分。
読者プレゼント
この試合観戦チケットを2組4人にプレゼント。はがきに住所、氏名、年齢、【電話】番号、紙面への感想を明記し、〒211―0042中原区下新城3の14の7(株)タウンニュース社ボクシング観戦チケット係へ。メール(kawasaki@townnews.jp)も可。3月25日(月)必着。※当選者の発表は観戦チケットの発送をもって
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|