模擬の爆発物を処理する機動隊員
横浜税関川崎外郵出張所（青山繁俊所長）は14日、合同テロ対策訓練を川崎区東扇島の川崎東郵便局で実施した。神奈川県警、臨港消防署、日本郵便などの５団体が協力し、約１７０人が参加した。
訓練は同出張所の検査場で不審な国際郵便物が発見され、検査のため開封したところ爆発。もう1つある不審物は行方不明という想定で行われた。事件発生後、消防が負傷者の搬送と消火作業にあたり、神奈川県警察第二機動隊員が行方不明だった不審物を発見し、処理した。
青山所長は「警察や消防への連絡、現場対応の段取りを速やかに実施できた」と語った。
警察と消防を交えた訓練は３回目。東京オリンピック・パラリンピックなどの国際的行事に向け、テロへの対応力向上を図るため実施した。
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