川崎区出身の大相撲・友風関(本名=南友太・尾車部屋)の幕内昇進の祝賀パーティーが今月7日、川崎区駅前本町の川崎商工会議所KCCIホールで開かれた。集まりには市内の政界、経済界の関係者や友風関の母校である市立宮前小学校、市立富士見中学校の卒業生ら約350人が駆け付け、幕内昇進を果たした祝いとして、場所中、両国国技館に掲げられるのぼり旗が贈呈された。
友風関は中学校時代に相撲を始め、県立向の岡工業高校(多摩区)に進学。日本体育大学を経て、一昨年5月場所に初土俵を踏んだ。その後、十両を2場所で通過。今年3月場所に幕内昇進を果たし、9勝6敗と勝ち越した。今場所(12日初日)は前頭9枚目で相撲を取っている。
この日は斎藤文夫後援会長が主催者を代表してあいさつ。「十両、幕内昇進と、ホップ、ステップまでやってきた。さらにご精進いただき、大ジャンプしていただきたい」と、友風関のさらなる活躍に期待を寄せた。
師匠の尾車親方(元琴風)も顔を見せ、「大きく羽ばたく可能性のある力士。私のようにケガをしなければまっすぐ上っていける。地元の声援が一番の力。谷の時も激励、声援をお願いしたい」と語った。
来賓として出席した福田紀彦市長は「地元が生んだ大スター。大関、横綱になって大いに盛り上がってもらいたい。市民一丸となって応援したい」と祝辞を述べた。山田長満商工会議所会頭は「川崎経済界あげて応援している。友風関の活躍によって川崎も発展する」とエールを送った。
友風関は「思い切りのいい相撲を取って川崎に元気を与えたい。三賞(殊勲賞・技能賞・敢闘賞)も現役中には、たくさん取りたい」と、意気込みを見せた。
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