バスケットボール男子Bリーグ1部の川崎ブレイブサンダースで、新ヘッドコーチ(HC)に就いた佐藤賢次氏(39)。HCを辞任した北卓也氏(46)は、新設したゼネラルマネジャー(GM)への就任が決まり、5月17日の会見で抱負を語った。
北氏は同クラブの前身、東芝バスケ部時代は選手として13年プレーし、日本代表にも選出。アシスタントコーチ3年を経て今季までHCを8年務めてきた。辞任のきっかけを「最低限の目標だった中地区の優勝を今季逃したこと」とし、「総監督として少しでも力になれるよう、チームを支えていく」と語った。北氏のもとでアシスタントコーチを8年務めた佐藤新HCは「ファンに愛される偉大な北さんからこの職を引き継ぐのはとても大きなこと。大役を全うし、全力でチームをつくる」と決意を示した。
東芝からクラブ運営を承継し、1年を迎える「DeNA(ディー・エヌ・エー)川崎ブレイブサンダース」の元沢伸夫社長(42)は、北GMに対し「中長期的なチーム編成や経営を考えられる相談相手として、この人しかいない」と強調。悲願のリーグ制覇に向け、伝統と変革の二本柱を掲げた。
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