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川崎区・幸区版 公開:2019年10月18日 エリアトップへ

森永とコラボ 健康和菓子を開発 川崎区 末広庵

経済

公開:2019年10月18日

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「何十回と試作を重ね完成しました」と三藤社長
「何十回と試作を重ね完成しました」と三藤社長

 川崎区の老舗和菓子店「末広庵」を運営する株式会社スエヒロ(三藤哲也代表取締役)は今月9日、同社の特殊製法と大手菓子メーカーの森永製菓の特許技術を組み合わせた健康和菓子「エンゼルのほっぺ」を発売した。

 同商品は、宇治抹茶クリームとチョコレート餡を無添加・無加糖の餅で包んだ大福。末広庵の独自製法により、添加物や砂糖を加えずに解凍後もおいしさや柔らかさが保たれた餅を使用している。クリームと餡は、森永製菓の特許技術「体脂肪低減剤及び体脂肪低減食品」を使い製造。この技術は、チョコレートの原料カカオポリフェノールと、宇治抹茶クリームに含まれるカテキンを特定の比率で配合すると、優れた体脂肪低減効果が得られるというもの。

 三藤社長は、試作の試食会に訪れた女性の「これならギルトフリー(罪悪感無く食べられる)」という言葉をヒントに、おいしくて体にも優しい和菓子として商品の方向性を固めていったという。

 川崎市は、川崎市産業振興財団や川崎信用金庫などと連携し、大企業の開放特許を活用して中小企業の商品開発などを促進する制度「知的財産交流事業」を2007年から重点的に実施。同商品の開発もこの制度を活用して今年1月から始まり、商品化された案件として24件目の事例となった。

 同商品の記者発表が8日、市役所第3庁舎(川崎区東田町)で行われ、三藤社長、森永製菓の森信也取締役上席執行役員研究所長、川崎信用金庫の堤和也理事長、福田紀彦市長が出席した。同商品を試食した福田市長は「これだけおいしくて体に優しいというのは、体形が気になる私にも嬉しい」と話した。

 三藤社長は「この商品を川崎発のギルトフリー和菓子として広め、地元の人たちに喜んでもらいたい」と語った。

「ふわとろ食感」が特徴
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