神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2019年11月22日 エリアトップへ

国道1号線 歩道拡幅「やっと実現」 車線削減 1月から試行

社会

公開:2019年11月22日

  • LINE
  • hatena
当該の道路(都町交差点から遠藤町交差点に向け撮影)
当該の道路(都町交差点から遠藤町交差点に向け撮影)

 幸区の国道1号線の車線を減らして歩道を拡幅し、その中に自転車道を設置するための試行検証が、来年1月から行われる。2002年から住民運動を展開してきた「国道1号線問題協議会」の昼間忠男事務局長は「やっと(歩道拡幅が)実現できる」と万感の思いを語る。

 国は2001年、国道1号線を広げる計画を発表。02年、これに反対した住民らで同会が結成された。同会の粘り強い要望により05年、国は沿道事業について、同会との勉強会で協議していくと約束。16年、歩道の拡幅が正式に決定した。17年以降、同所を管理する国交省が、神奈川県警などの各関係機関と協議を開始。昨年には、試行期間に設置する仮設ガードレールの製造も完了した。工事の着手に向け、着々と準備を進めてきた。

 昼間事務局長によると、同所は道幅が狭く、自転車と歩行者が接触する恐れがあったという。「自転車と歩行者の道が分かれれば、双方の安全につながる」と語る。

 車線を削減するのは、幸区都町交差点から遠藤町交差点までの約1キロ。片側3車線から2車線に削減し、現在2メートルの歩道を4メートルに広げ、中に自転車道も設ける。国交省は、3月中に試行期間に得た結果を検証し、4月以降から再来年にかけて本工事を進める予定とする。

26日 住民説明会

 同会は、国交省と共催で11月26日(火)午後6時30分から、幸市民館で住民説明会を開く。昼間事務局長は「生活に関わることなので、多くの住民の方に来てほしい」と話す。

資料を手に取材に応じる昼間事務局長(右)と同会会員
資料を手に取材に応じる昼間事務局長(右)と同会会員

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

川崎のまちの記憶を継承

川崎のまちの記憶を継承

デジタルアーカイブ入門

4月26日

ストリートピアノ 各所に

ストリートピアノ 各所に

5月12日までフェス

4月26日

「波乗りジャパン」初選出

幸区出身清水ひなのさん

「波乗りジャパン」初選出

世界ジュニア選手権へ抱負

4月26日

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月26日

平和の絵を描こう

ゆめパでキッズゲルニカ 参加者募集

平和の絵を描こう

4月26日

「育児や介護に不安」

外国人市民代表者会議 市長に報告

「育児や介護に不安」

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook