実車を使いレクチャー
横浜トヨペットはこのほど、幸消防署（田中信一署長）で火災車両の見分に役立つ「車の基本構造および仕組み」についての講習会を実施し、同署署員41人が参加した。
講習は実車を使い、部品の名称や役割、日常点検を怠った場合に起こりうる事例を紹介し、国交省の火災事例に基づく再現実験を行った。
署員からは日常点検を怠った場合など、どうすればいいか質疑応答が繰り返された。
同署警防第１課の左藤昇調査係長は「普段は燃えたあとしか見たことがない。火災調査を実際に行うことも少ない。今日は燃える前の実物を見ることができた。この講習で学んだことを有事の際に役立てていきたい」と語った。
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