川崎市内で語り部、演劇・琵琶演奏、舞踊の分野で活躍する女性アーティスト3人トリオによる「語り部ジャパン」が、2月14日(金)から16日(日)、川崎区本町のワールドピースシアター(カレッジJDS1階)で「語り継ぐ女性の身体〜KATARIBE―JAPAN」を上演する。
ステージは3章からなり、第1章は東日本大震災の被災地である福島県相馬市出身の島村艶子さんが自らの半生を語る。第2章は「古事記」をテーマに、女性解放運動家・平塚らいてうの言葉「元始、女性は太陽であった」の起源を探り、第3章は女性解放の先駆者、与謝野晶子の物語へと続く。
琵琶奏者のASH(アッシュ)さんが音楽を担当し、黒江乃理子さんが舞踊で心理描写などを表現する。また、川崎市出身の子ども達も出演する。ASHさんは「女性目線による歴史や社会、国家を、舞台を通じて感じていただければ」と語る。
同作品はまた、今月8日から16日まで行われる「国際舞台芸術ミーティングin横浜」に参加する予定。黒江さんは「芸術を川崎に、という思いで演じます」と意気込む。
ワールドピースシアターでの上演時間は14日が【1】午後3時【2】午後7時、15日が【1】午後2時【2】午後6時、16日が午後2時。チケットは一般前売り3000円、、学生2000円、小学生以下無料。(問)JDS―ARTWORKS公演事務局(【電話】044・222・3582)まで。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|