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川崎区・幸区版 公開:2020年4月3日 エリアトップへ

富士通スタでパネルディスカッション 観光資源の可能性も 川崎球場遺構

社会

公開:2020年4月3日

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意見を交わす登壇者
意見を交わす登壇者

 富士通スタジアム川崎に残る川崎球場時代の遺構を未来に残すことを語り合うパネルディスカッションが3月28日、同スタジアムで行われた。川崎球場に縁のあった元選手やプロ野球ファン、地域代表者らが参加し、川崎球場への思い出話を交えながら全国どこにもないオンリーワンの遺構が川崎球場に残っていることなどが紹介された。

 同スタジアムには、川崎球場時代からの外野フェンスや照明塔などが現在も使われている。昨年秋に市民団体が文化財登録を求めた請願書を市議会に提出。今年2月に行われた市議会まちづくり委員会での審査で全会一致で趣旨採択された。

 この日はフリーアナウンサーの松本秀夫さんが司会進行を務め、ロッテオリオンズでプレーした初芝清さんと前田幸長さんによる川崎球場時代の思い出話から始まった。

 本題では同スタジアムの田中郁郎さんはアメフトやサッカーなど様々なスポーツにとっても縁があると強調。ロッテの応援団を務め、同球団職員となった横山健一さんは「各地でロストスタジアムツアーを行うが跡形もないと説明しようがない。ここはイメージしやすい。みんなが感動する」と語った。熱狂的なパ・リーグを愛する「純パの会」の岩河正剛さんや田中尚さんは今はなき大阪球場や西宮球場などの現状を報告しつつ、川崎球場遺構が観光資源として人が集まる要素であるとし、女優の日里麻美さんは「当時のユニホームを着て写真を撮り、インスタにあげられる」とも述べた。市立川崎高校出身で平間銀座商店街理事長の石井雄介さんは「川崎球場は市民の誇りでもある」と語った。

 パネルディスカッションは富士通スタジアム川崎の公式ツイッターで見ることができる。

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