新型コロナウイルス感染症予防のため、(公財)東京応化科学技術振興財団(藤嶋昭理事長/中原区)が5月1日、川崎市に光触媒空気清浄器を12台寄贈した。
光触媒技術は約50年前に藤嶋氏が発明したもので、除菌や脱臭の効果を持つ。同技術を利用した空気清浄器やエアコンは抗菌効果があるとして、ホテルや介護施設などで広く使われている。
新型コロナウイルスの感染拡大で市内の医療現場にも不安が広がるなか、藤嶋氏は「光触媒空気清浄器でウイルスを取り除き、医療従事者の不安解消や、感染者数の減少につなげたい」との思いで寄贈を決めた。
同財団は同日、川崎市役所を訪問。福田紀彦市長から感謝状が贈呈された。福田市長は「医療機関等で有効に利用したい」と感謝を述べた。
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