神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
川崎区・幸区版 公開:2020年9月4日 エリアトップへ

沖縄との絆 思い馳せ 川崎駅前 石敢當建立50年

文化

公開:2020年9月4日

  • LINE
  • hatena
石敢當の由来を説明する藤嶋さん
石敢當の由来を説明する藤嶋さん

 沖縄県宮古島から川崎市に贈られた魔除けの石碑「石敢當」(せきがんとう、いしがんとう)が川崎駅前に設置されて今年で50年。川崎と沖縄の友好の絆に思いを馳せようと「石敢當建立50周年記念のつどい」が8月28日に開催された。

 1959年、宮古島では最大瞬間風速64・8mの巨大台風により甚大な被害に見舞われた。川崎市でも全市を挙げての募金活動が始まり、義援金は355万円に達した。石敢當はそのときの義援金に対する返礼として、宮古島から市に贈られたものだ。石敢當は中国から伝来し、沖縄県や鹿児島県で多く見られる。

 つどいは川崎駅の東口広場にある石敢當を囲んで開催。主催した川崎沖縄県人会の比嘉孝会長は、首里城再建の支援活動にも触れ「川崎には、ゆいまーる(助け合い)精神がある。沖縄県人として感謝したい」とあいさつ。郷土史に詳しい藤嶋とみ子さんは由来を説明。「石敢當は平和で無事に生活してほしいという願いが込められている。私たちはこのことを先に伝えていく義務がある」と話した。

川崎区・幸区版のローカルニュース最新6

川崎のまちの記憶を継承

川崎のまちの記憶を継承

デジタルアーカイブ入門

4月26日

ストリートピアノ 各所に

ストリートピアノ 各所に

5月12日までフェス

4月26日

「波乗りジャパン」初選出

幸区出身清水ひなのさん

「波乗りジャパン」初選出

世界ジュニア選手権へ抱負

4月26日

ミューザで記念演奏

市制100周年

ミューザで記念演奏

東京交響楽団と市民が共演

4月26日

平和の絵を描こう

ゆめパでキッズゲルニカ 参加者募集

平和の絵を描こう

4月26日

「育児や介護に不安」

外国人市民代表者会議 市長に報告

「育児や介護に不安」

4月26日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 12月8日0:00更新

  • 8月4日0:00更新

  • 4月28日0:00更新

川崎区・幸区版のあっとほーむデスク一覧へ

コラム一覧へ

川崎区・幸区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月26日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook