川崎市は、コロナ禍の対応として9月から新聞折込等で配布していた「かわさき市政だより」の「1日号」について、12月から全世帯へのポスティング(郵便受け等への投函)を開始する。公共施設や駅などへの配架も含め、発行部数は78万部になる見込みだ。
主に町内会・自治会が配布作業を担ってきた1日号は、常時は毎月58万部発行。今春の新型コロナウイルスの感染拡大により、町内会館等での仕分け作業を伴う配布を中止し、5月から8月にかけて休刊した。9月に日刊7紙の新聞折込で再開し、あわせて施設やコンビニ等への配架数を増やしたが、部数は37万部にとどまっていた。
より多くの市民に情報を届けようと、来月から委託業者による全戸ポスティングに移行。年度内は同体制を敷く。市担当者は「町内会や自治会に作業を依頼できない状況で、あくまでも一時的な措置」と説明している。
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