新型コロナウイルスの影響で失業や収入減少に悩む生活困窮家庭を支える川崎区のたじま家庭支援センターにある食糧保管拠点「フードパントリー」を支援しようと、川崎ロータリークラブ(市川洋治会長)が提供を始めた。
フードパントリーは、企業や地域住民から集めた食糧などを生活に困窮する家庭に無償で提供する活動で全国的に広まりを見せている。食糧支援に当たっては安定的な供給が課題となっている。
同クラブはセンターから必要とされる食糧をショッピングサイト「juni juni(ジュニジュニ)」を通じて購入し、定期的に寄付を行う。ジュニジュニは、同クラブの会員である東京ガスがスポンサーを務める。
11月11日の贈呈式で市川会長から食糧品を受け取った江良泰成たじま家庭支援センター長は「食糧は相談支援のツールとして訪問家庭とつながりが持てている。ありがたい」と喜んだ。
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