正月飾りや書き初めなどを持ち寄ちよって焼き、餅や団子を食べながら、無病息災を願う伝統行事「どんど焼き」が1月16日、幸区の東小倉小学校(坂本正治校長)で行われた。
地域住民の交流を目的に1992年から実行委員会形式で行われている。新型コロナ感染拡大に対する懸念から萱野茂委員長は「今年は開催を悩んだ」というが、参加者名簿の作成、マスク着用、検温、アルコール消毒、団子提供の中止などの対策を行うことで実施を決めた。
火入れを行った坂本校長は「火が燃えている間、思いをひとつにして今年絶対いい年にするぞという気持ちをみんなで込めましょう」と呼びかけた。
校庭中央に組まれたやぐらの高さは約10m。会場近くの夢見ヶ崎公園で切られた竹や新川崎のK2タウンに隣接する広場で刈られたカヤが使われている。
3密を避けるため一定の距離を保つソーシャルディスタンスを取りながらやぐらを取り囲む同校児童や近隣住民が見守るなか、火がつけられるともうもうと煙を上げながら一気に燃え上がり、竹が爆発する音に歓声が上がった。同校2年生の石川ゆみ香さん(7)は「お飾りを燃やすところが楽しかった」と笑顔で話した。
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