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川崎区・幸区版 公開:2021年2月19日 エリアトップへ

【Web限定記事】武蔵小杉のホテル 市内初の宿泊療養施設に 25日から受け入れ開始

社会

公開:2021年2月19日

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宿泊療養施設となるリッチモンドホテルプレミア武蔵小杉
宿泊療養施設となるリッチモンドホテルプレミア武蔵小杉

 神奈川県は、新型コロナウイルス感染症の軽症者らを受け入れる宿泊療養施設として、リッチモンドホテルプレミア武蔵小杉(中原区)を2月25日から利用開始すると発表した。川崎市内に宿泊療養施設が設置されるのは初めて。契約は今年3月末までを予定している。

 県が2月15日に発表。同ホテルを一棟借り上げ、302室を確保した。すでに利用されている横浜市、相模原市、厚木市、三浦市の8施設と合わせ、県内全体で2100室となる。

 県内では、川崎市と横浜市の感染者の割合が多いが、川崎市には宿泊療養施設がなかったため、県は市内から施設を選定。療養エリアとスタッフエリアを区分けでき、入所者の動線も確保できるとして、同ホテルを選んだ。

 安全対策として、入所者の公共交通機関での移動や外出、外部との面会は禁止。感染性のあるごみは2重の袋に入れ、感染力がなくなるまで保管または消毒した上で、専門業者が処理する。ホテル近隣の住宅には、利用開始日と安全対策、問い合わせダイヤルについて書かれたチラシを配布し、理解を求めた。

 

施設確保で感染拡大に備え

 

 県では、爆発的に患者が増加するオーバーシュートによる「医療崩壊」を避けるため、独自の医療体制「神奈川モデル」を敷いている。軽傷・無症状者には自宅や宿泊施設での療養を促すことで、中等症者以上の病床確保を目指す。県の担当者は「感染者が多かった1月は宿泊療養の待機者もいた。川崎市にも施設を設置することで、今後の感染拡大に備えたい」と話す。現時点ではホテルとの契約は今年3月末までだが、感染状況によっては延長もあり得るという。

 なお、2月14日時点の県内での宿泊療養者は175人、自宅療養者は649人。宿泊療養施設利用の待機者はいない。

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