川崎大師の夏の風物詩「風鈴市」が7月20日に始まり、8月22日(日)まで行われる。昨年は新型コロナの影響で中止し、2年ぶりの開催。例年は川崎大師平間寺の境内に会場を設け、5日間の開催だが、今年は密を避けるため、期間を長く設定し、川崎大師表参道と仲見世通り商店街内の37店舗での販売。800種、2万個の風鈴を店巡りをする形で楽しむ。
20日の開会式では主催の川崎大師観光協会(斎藤文夫会長)がご当地アイドルの川崎純情小町☆に観光大使を委嘱した。開会式終了後、メンバーの鶴田ちなみさん、和泉杏奈さん、蜂須賀ゆずさんは、風鈴市実行委員長の森明弘さん、福田紀彦市長、藤田隆乗川崎大師平間寺貫首と仲見世通り商店街の店を巡り、風鈴の音色を楽しんだ。
和泉さんは「有名な川崎大師の観光大使になることができて、これからの活動が楽しみ。コロナに打ち勝てるように元気を発信していきたい。商店街の人たちも優しい方ばかりなので、皆さんにも足を運んでもいただきたいなと思います」と風鈴市をPR。
森実行委員長は「コロナ下でも風鈴市を途絶えさせたくなかった中で、たどり着いたのが店舗巡りという形態。お客様には風鈴とあわせて、各店舗も楽しんでいただけたらと思う」と新しいスタイルに期待を寄せる。
横浜から訪れた岩本真実さん(36)は「暑いけど、いろいろな音色で涼しさを感じる」と風鈴市を満喫。息子の到真さん(4)は「花火の風鈴が欲しい」とおねだりしていた。
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