川崎市は10月2日(土)、「拉致被害者家族を支援するかわさき市民のつどい」をオンライン開催する。午後2時から4時30分まで。申し込み不要。
市内には拉致被害者・横田めぐみさんの家族が暮らす。市は拉致被害者の帰国の実現を願うとともに、多くの市民に拉致問題への理解を深めてもらおうと2008年からつどいを開催している。
当日は、めぐみさんの弟・拓也さんと被害者の曽我ひとみさんが講演。当時中学1年生だっためぐみさんが帰宅途中に拉致された事件を題材に、残された家族の苦悩や救出活動の模様を描いたドキュメンタリーアニメ『めぐみ』も上映する。
開会から閉会までオンラインで配信(https://www.city.kawasaki.jp/250/page/0000109601.html)。講演の様子は後日、市ウェブサイトで見ることができる。
共催団体のひとつで、めぐみさんの母・早紀江さんと同じマンションに住む住民有志が設立した支援団体・あさがおの会の森聡美さんは「残念ながら、父・滋さんはめぐみさんとの再会を果たせず旅立たれた。早紀江さんをはじめとする拉致被害者家族に同じ思いをさせてはならない。市民一丸となって国に訴えていきたい」と話す。
問い合わせは【電話】044・200・2688。
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